【トイノバ】とは

トイノバとは?

トイノバとは、みんなで選んだ「問い」について対話を行いながらそれぞれの個人的な「問い」を見いだす場のことです。

もともと「何かが生まれる場とはどんな場だろうか?」という問いを探求していくうちに生まれました。

「何かが生まれる場」とは例えば対話つながりプロジェクト達成したいビジョンといったものが生まれる場のことです。そうしたものが生まれる「場」をつくることができれば、おのずと面白い未来も生み出されるはずです。

よき「未来」はよき「ビジョン」から

よき「ビジョン」はよき「つながり」から

よき「つながり」はよき「対話」から

よき「対話」はよき「問い」から

 

という予感のもと「トイノバ」は誕生しました。

 

いま「対話」が大事だと言われているはなぜでしょうか?

明確な答えや、先のことがわからない今、「対話」こそが、多様な人々の知恵を結集し集合知として創造するために必要だからです。

 

ではその「対話」はどうしたらできるのでしょうか?

その鍵が「問い」です。その場や人に適切な「問い」を投げかけることができれば自然と対話は生まれるはずです。

 

*これまでの開催レポートはこちらから。
 → 開催レポート等の一覧

 

トイノバに参加すると何が得られる?

1.対話が体験できる

会話と対話と議論のちがいはなんでしょうか?
対話を体験したことはありますか?
トイノバでは会話でも議論でもない対話が気軽に体験できます。
対話とはどういうものかを体験したい人におすすめです。

2.自分を知る

対話がすすむうちに参加者それぞれの価値観を知ることができます。そうしたなかで、普段は意識することのない自分の価値観が浮き彫りになってきます。自分では当たり前と思っていたことが当たり前ではないということがわかったとき、自分についての理解もちょっぴり深まります。

3.仲間ができる?

同じ釜の飯を食べると仲良くなりやすいように、同じ「問い」を囲んで対話するうちにつながりが生まれやすくなります。もしかするとそこから新たな何かがはじまるような、人生の転機となるつながりが生まれるかもしれません。

 

トイノバはどうやって進行するの?

トイノバのおおまかな流れは以下のとおりです。

  1. トイノバの大まかな説明
  2. ルール説明
  3. チェックイン
  4. 「問い」を決める
  5. 対話
  6. チェックアウト
  7. アナウンスタイム
  8. 時間がある人は雑談タイム

 

よくある質問

トイノバにかかる時間はどれくらいですか?

特に決まっていませんが経験上およそ1時間半から2時間程度です。

 

何人程度まで参加可能ですか?

ファシリテーターを含めて2人から8人程度までが適当です。

 

ファシリテーターがいないとできないのですか?

確かにファシリテーターはいたほうがいいですが、ファシリテーターがいなくてもトイノバは行えます。ファシリテーターがいる場合はファシリテーターが場を整えることで、多くの人が発言できたり、様々な角度からの話が展開されたりといった効果が期待できます。

 

トイノバと他の対話手法とのちがいはなんですか?

主に下記の3つの特徴があります。

1.対話に適切な「問い」が生み出される仕組み

よい対話を生み出すのために適切な「問い」をその場で考えるのは容易なことではありません。場の雰囲気や参加者の意識によって適切な「問い」は変わるからです。

たとえばワールドカフェなどでは企画者やファシリテーターがその場の目的や参加者の興味を事前に考慮しつつ時間をかけて「問い」の候補案を考えます。

トイノバでは「トイカード」を使って適切な問いがその場で選ばれる工夫がされています。

2.話しやすく、そこから何かが生まれる場

トイノバは哲学対話と似た要素を持ちますが目的が異なります。哲学対話は主に考えることを楽しむことを目的としています。

一方で、トイノバは、そこから何かが生まれる場であることを大切にしています。

トイノバには初対面の人同士でも話しやすくするための工夫がいろいろと入っています。例えばその場を物理的、心理的に「安心安全な場」にするため、人数や椅子の並べ方、名札、ルール、チェックインといったファシリテーションの要素が多数入っています。

また、終わったあとにアナウンスタイムや交流タイムなどを設けて、トイノバ後に何か新しいつながりや新たな試みがうまれやすいような場づくりを意識しています。

3.開催が簡単

トイノバをするのに手間はかかりません。「場」(会場)と「人」(参加者とファシリテーター)と「問い」があればいいのですから。

場と人がそろっていれば、あとは当日はトイノバカードを使って「問い」を決めるだけでトイノバすることができます。

事前準備について時間的にも経済的にも低コストで開催することが可能です。また、ファシリテーターには特別なスキルは必要ありません。

さらにファシリテーターがいない場合でもトイノバカードがあれば参加者だけでトイノバを行うことも可能です。

 

 

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