開催レポート:思いをカタチにするワークショップ~府中市の中学生たちと~

こんにちは。初めまして!杉本綾香といいます。

2022年3月13日(日)に、府中市からご依頼いただき「志の教育推進事業」の一環として、府中市の中学生を対象にした1dayワークショップ、I-project meetingを開催してきました! 「やりたいことを思い描こう!形にしよう!」をテーマに、企画の楽しみを体感してもらうプログラムをチーム・カノバにて設計しました。

私は、テーブルファシリテーターとして当日参加させてもらったので、初レポートを失礼します!

「志の教育推進事業」とは?


「志の教育推進事業」は、市内の中学生を対象に、様会いをして自己肯目的意を育に、自らの目に向かって挑戦続けようとする高い志と社会に貢献ようとする意欲と実力を育こと、郷土府中の理解を深めることを目的とした事業です。
事業開始は、なんと平成19年度から!素敵です。

今回集まった中学生は、全部で4校7チーム。総勢25名近く。

会場は、i-core FUCHUの多目的室。きれいで設備充実!さらに目の前には、建物の中なのに見晴らしのよい芝生広場が広がっていて、ワークショップをするのに気持ちの良い素敵空間でした~。

リアルに人が集まって開催するのは久々!
臨場感を楽しみながら、様々なアイデア飛び交う時間を満喫していました!やっぱり良いもんですね。

さて。当日は、スペシャルゲストもあり、4つのワークもした充実のプログラムでしたので、その様子をご紹介します。

 

 

午前中は、府中商工会議所青年部の方からの講演!


午前中は、府中市教育委員長からのご挨拶があったあとに、府中商工会議所青年部の方に講演をしていただきました!

道の駅やi-core FUCHUにて開催されている、HAPPY SUNDY MARKETの実践エピソードを教えてもらいました。

とてもトークが面白いお二人で、「この人がお館様で、わしが柱。そんなイメージ。いや、みんな鬼滅見とるけ、わかるはずよ!」「みんな、こっから大事じゃけ、ふせん準備ね!(メモしてね笑)」なんて、コントのような終始笑いの絶えない楽しいトークでした!

もちろん深いお話も。

 

思いを形にするために大切なことは?


  • 誰を喜ばせたいのか?思いをまとめる
  • 人の意見を聞く
  • 少し先のことを考えてみる
  • 行動して経験値をつける
  • 失敗を恐れない
  • 自分たちが楽しんでやること!

などなど。

興味深いキーワードをたくさん教えてもらいました。

そもそも、思いとはなにか?とう問いかけも面白く。
(「海賊王に俺はなる!」「妹を人間に戻すんだ!」といった漫画ネタ楽しかった!)

参加中学生メンバーも、夢中でふせんに書き留めていました。

実践者から直接聞く言葉って、やっぱり重みが違うな~。

あたりまえだけど実感がこもっているからか、心に響く。浸透する。
実践者の生の話を聞くって、大事ですね。熱く楽しいお話を、ありがとうございました!!

 

お昼前には、i-core府中の説明を受けたあとに、プチ館内ツアー。

身体を動かし、実際に目で見て体感して、アイデアへとつなげます。

 

やりたいことを思い描くワーク、目白押し!


そして、午後がワークショップのメインでした。ラインナップはこちら。

  • ペルソナ設定(アイデア発散)
  • 悪魔天使軸(アイデア選択)
  • 6コマ漫画(アイデア表現)
  • 発表シート作成→発表!

 

ワークをしてもらう前に、カノバゆーじんさんによるミニ講義で、アイデア出しのポイントを押さえてもらいました。

…アイデアはどうやって生まれるのだろう?

ポイントは2つ、組合せの発想制約です。
いろんな事例があったけれど、泊まれる水族館の例、おもしろかったなー!
水族館×ふとんの発想…!たしかに思いついた人すごい!

続く、アイデア発散のワークでも、
「1枚の模造紙」という制約があるなかで「どこで×だれが×なにをする」の組み合わせを
自由につくってみて、アイデア発散してもらっています。

 

恐らく、学校の授業ではあまりしないワークだったのではないでしょうか。

「え、そんなことするの?」と戸惑う表情を浮かべつつも、カノバのなおちゃん・ゆーじんさんに言われるがままに、中学生のみんなは、集中してアイデアを書き出したり、立ち上がって机の真ん中の模造紙に書いたり、手を伸ばしてふせんを貼ったり。

そうするうちに、ワイワイ会場全体が盛り上がっていったのを感じました。
みんな、前のめりでいい感じ。

 

 

特に盛り上がったのは、ペルソナ設定と6コマ漫画のワークだったように思います!

ストーリーをつくって、絵にします。

架空のお客さんには名前までつけ、好きなことや困っていることまで考えます。
身近な家族や友達がモデルだったり、学校の先生をモデルにしてみたり、もしかしたら推しキャラだったり!?

「○○ちゃん(お客さんの名前)は、どんな人なの?」と聞いてみたら、
それこそ家族や友達を紹介するかのように、みんな、嬉しそうに教えてくれました。

個性派ストーリーが続々登場


最後に緊張の発表タイム…!

府中市長さん、府中市副市長さんも会場に足を運んでくださり、午前中に講演してくれた府中商工会議所青年部の方も交えて、各チームへのフィードバックコメントをいただきました。

「自分が好きだから、という想いがしっかり伝わってきてよかった」

「自分がほしいものを形にしていることが良い。ぜひ実現してほしい」

などなど、温かいメッセージをいただきました。
自分起点のアイデアは、なぜか魅力的ですね。

いやはや、どのチームのアイデアも個性派なキャラクターが登場するストーリーで、面白かったなー!

最後に


楽しい1dayワークショップでした!

「それいいかも!」「これはどう?」と顔をキラキラさせて、チームメンバーに話す生徒さんの表情が印象的。
特にリアルな会場での開催だったので、会場のボルテージが徐々に上がっていくのを肌で感じていました。
私自身も時間が経つにつれて、わくわく感UP!気が付けば夕方で、あっという間の充実の1日でした。

ゲーム感覚で、アイデア出しワークを楽しんでもらって、ゲームのようにハマってもらえたら嬉しいな。
自分のアイデアを話して、大人がそれを面白がって受け取ってくれる経験もしてもらえたのでは、とも思っています。

参加の各中学校のみなさま、府中市役所のみなさま、府中商工会議所青年部のみなさま、i-core FUCHUの方々、わいわいサークルの皆様、たくさんの人が関わることで実現した1dayワークショップでした。豪華!ありがとうございます!!

自由に楽しく、やりたいことを思い描こうー!

 

 

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