開催レポート:第1回 場づくりの基本:「(実践者向け)ファシリテーション講座~ワークショップの場のつくり方~」

こんにちは、チーム・カノバの野田です。

カノバの初の企画として、実践者向けの『ファシリテーション講座~参加者の力を「引き出す」ワークショップの場のつくり方~』全3回講座を開催しました。
▼開催要領
https://kanoba.jp/facili-ws2021-00/

この講座は、「学びたいので、ぜひカノバで講座を企画してほしい!」と直接ご要望を頂いたことから開催の運びになりました。
(ご要望を寄せて下さったMさん、ありがとうございました!)

新カノバ事務所でのイベント開催は初。オンラインと組み合わせての開催でした。

 

実践者同士が学び合えることを大事に(リアル&オンライン)


今回の講座は、実際に場を運営している方たちが、
運営やプログラムを改善する具体的なヒントを得られることを目標に設定しました。

このため、知識のインプットだけでなく、参加者の方がお互いから学び合えるよう、
講座自体をワークショップ的に設計することに。

参加者同士の悩みや工夫を共有しながら進めていきました。

また、コロナ禍ということもあり、今回はカノバ事務所リアル&オンラインでの開催に。

一人一人の運営の悩みなども共有しながら、学び合いを意識。

 

ファシリテーションの要素


今回は下のようにファシリテーションの要素を5つに設定し(参考:「学び合う場のつくり方」中野民夫 著)、
全3回でひととおり要点を学べるような講座の組み立てとしました。

 

中野民夫さんの「学び合う場のつくり方」を参考に講座は構成しました。

 

第1回(2021年6月4日開催)は「場づくり」の基本を中心に


第1回(2021年6月4月)は、空間・導入方法など、ファシリテーションの基本中の基本を改めて学ぶ回に。

加えて、ペアインタビューなども織り込みながら、
実際運営している場のプログラム内容を可視化したり、悩みポイントを共有したり…。

最後は、学んだことを活かして、どうプログラムを改善するか、
試すことを各自が整理の上、全体で共有して第1回は終了。

ペアインタビューで各自のプログラムを可視化しました(「本の森」コーナーにて)
リアル&オンラインでしたが、和気あいあいとした雰囲気に

 

 

参加者の声


参加の方からの感想を一部抜粋で掲載させていただきます。
我々が心を砕いた温かな関係性と、学び合う関係性が生きたようで、嬉しく思っております。

  • 双方向の対話をしながら講座が進んだので具体的で分かりやすく、笑いも多くて、初めての方ばかりなのに馴染みやすかったです。」
  • 具体的に分かりやすい資料と内容で、アクションも取り入れていて、とても良かったです。今後に繋げようという気になりました。」
  • 「空間もおもてなしも運営者の温かい雰囲気が伝わって、居心地良かったです」
  • 「良かったところ)ふわふわラテのおもてなしと他己紹介(参加者のことがよく分かった!)

 

会場のカウンターに置かれた参考書籍

 

次回は


第2回はワークショップの本丸である「問い」について。
我々も日々苦労している「問い」の設定ですが、具体的な場で役立つエッセンスをお届けしたいと思います!

>《トイノバ》をあなたのチームに活用してみませんか?

《トイノバ》をあなたのチームに活用してみませんか?

チーム・カノバでは、外に出向いておこなう出張式のトイノバも行っています。
出張トイノバは、企業や研修会・チームビルディングにも応用できるファシリテーションのサポートです。
場づくりファシリテーターを入れて、よりよいチームづくりに取り組んでみませんか?