開催レポート:福山 西南部ケアマネジメント協議会 ~ファシリテーション入門講座 2回シリーズ

こんにちは!チーム・カノバの野田です。

この度、福山西南部ケアマネジメント協議会 からの依頼を受け、定例研修会にてファシリテーション講座を実施しました!

今回は、4月15日と6月17日の2回シリーズ

ケアマネージャーの皆さんに実際に役立てていただくために、1回目の講義内容を実際に皆さまに試していただき、2回目にその実践結果を参加者同士でシェアすることで、更に学びを深めるという構成で実施しました。

1回目は、会議の基本~「問いには重さがある」という話まで


1時間という限られた時間の中で、今回はファシリテーションの基本の基本をお伝えしました!

最初に緊張を和らげることの意味や、心理的・物理的な下準備を以下のようなキーワードでご説明。

・心理的・物理的 場づくり
成功循環モデル
・OARRの設定(Object:目的、Agenda:アジェンダ、Role:役割、Rule:ふるまいのルール)
・チェックイン・アイスブレイク
・座席配置
・振り返りKPT(Keep、Problem、Try)

 

加えて、ファシリテーションの肝である「問い」の設定について、「問いには重さがある」という観点でご紹介しました。

 

参加者の皆さまが実践したこと・気づいたことをもとに、第2回目を実施


今回は、2回目までの期間に、実際に参加者の方に学んだことを試してみていただき、「Y:やったこと」「W:分かったこと」「T:次にやること」を事前に提出をして頂きました。

約15名の方から提出を頂きましたが、皆さま様々な実践をされたようでした!

振り返りをサービス担当者会議に取り入れたところ、あらたな気づきや利用者様、ご家族にも気づかないところに気づく場面があった。
座席配置をロの字型からサークル型に変えてみたところ、お互いの表情もよくわかり意見も多く出た。
・担当者会議時に、アイスブレイクを取り入れ、その場の雰囲気が良くなり意見を出しやすくなった。
小さなことでも実際にやるとなると、勇気が要ること。思い切って試して気づきを得ている姿が本当に素晴らしいなと感じました。
これらの実践を2回目ではシェアしつつ、質問にもお答えしながら、学びを深めていきました。
参加者の皆さまの実践を紹介!

 

質問にもご回答しつつ講義

 

最後に


今回は2回シリーズで実施できたのが大きかったなと感じます。

やはり実践してみないと何事も分からないですし、やってみる最初の一歩が一番難しいもの。
「こんなことも出来るのか!」とお互いに刺激を受けることが出来たのではないかと思います。

思い切って実践された参加者の皆さまが本当にすごいなということと、引き続きの実践にエールを送りたいと思います!

ご参加の皆さま、本当にお疲れさまでした&機会を頂きありがとうございました!

(チーム・カノバ野田直子)

>《トイノバ》をあなたのチームに活用してみませんか?

《トイノバ》をあなたのチームに活用してみませんか?

チーム・カノバでは、外に出向いておこなう出張式のトイノバも行っています。
出張トイノバは、企業や研修会・チームビルディングにも応用できるファシリテーションのサポートです。
場づくりファシリテーターを入れて、よりよいチームづくりに取り組んでみませんか?