こんにちは、チーム・カノバ野田直子です。
11/12(火)19-21時、 19名の参加者の方にお集まりいただき、カノバのファシリテーション特別講座として「グラフィック・レコーディング講座」(グラレコ講座)を開催しました!
今回は、全国の自治体等でグラレコの実績を持つ、講師の一般社団法人シビックテック・ラボの市川希美さん、市川博之さんをお迎えしての特別講座。
中国地方ではまだ珍しいグラレコ講座ということもあってか、思った以上の参加人数となり、チーム・カノバもびっくりでした。
グラレコとは合意形成を助けてくれるもの
グラレコというと、一部では絵画のアート作品的に捉えられている場合もあるようですが、今回の講座においては、
* 合意形成を助け、会議の生産性をあげるもの
* ファシリテーションの一形態である
という点がはじめに強調されました。
絵のうまさ自体はそこまで重要ではなく、議論を促進するために、如何に絵や図表を活用できるかが大事なポイントです。
ひたすら演習で描く!
いくつかの基本の技術の紹介の後は、ひたすらワーク!
A3用紙とマジック(プロッキー)を手に、次々と演習をしていきます。
一つのお題でも表現の仕方が皆さま各々少しずつ異なるのが面白いですね。テーブル内でもお互いツッコミながら、朗らかに講座は進みます。
構造化の仕方で議論が変わる
私自身が一番発見だったのは、同じ内容でもそれをどう構造化するかによって、議論の進み方が変わってくる、という点。
例えば、出た意見をグループ化して表現するのか、時系列で線として表現するのかによって、注目されるポイントが変わってくるという演習での発見でした。
ファシリテーションの難しさと、グラレコの威力を垣間見た一幕です。
各自の振り返りをグラレコで表現
最後は、今回の講座で学んだことを、各自振り返りとして、A3一枚にグラレコでまとめて終了。
皆さま、それぞれに異なった学びをされていることが独自の表現方法で伝わってきます。
他の方の振り返りを見ながら学びを盗むのは、なかなか効率のいい学習方法だなと実感です^^。
カノバの「グラレコ部活」発足?
何人かの参加者の方からは、自主練習会をしたいという嬉しい声も頂きました。
意外に反響が大きいので、カノバの「グラレコ部」を発足して、自主練するのもいいかもしれないと話しております。
近々企画をする予定ですので、決まりましたらまたご案内を致しますね!
ちなみに、本日あった打ち合わせでも少しグラレコを活用してみたところ、参加の方の反応が変わってくる手応えを早速感じました。
日々、練習&活用する価値があるなぁと改めて思った次第です。
よかったら皆さまもぜひ日々の会議等で活用をしてみてください。
では、ご参加のみなさま、どうもありがとうございました!
またどこかの機会でお会いしましょう~。
(チーム・カノバ 野田直子)