こんにちは、チーム・カノバの野田直子です。
11月1日(金)19~21時半、6名の参加者にて、カノバの読書会【Book&Dialog】vol.3を開催しました。
(満席)11.1(fri) : カノバの読書会【Book&Dialog】vol.3 ~未来の学校はどんなカタチになるだろうか?~~
テーマの「問い」の答えを、本で各自持ち寄る形式
今回は、テーマの「問い」~未来の学校はどんなカタチになるだろうか?~に対して、各自、答えと考える本を持ち寄る形式で開催。
おひとり1-2冊かと思いきや、10冊ほど持ってきてくださる方も。
ジャンルも様々。ずらーっと並んだ本に、開始前から皆さま興味津々です。
他の本を読んで対話タイム
まずは、最初に気になる本をピックアップの上、読書タイム。
その後、小チームに分かれて、その内容をシェアしながら対話を進めます。
本に出てきたキーワードに対して、思うところをお互い話していくと、あっという間に規定の時間。
全員で話したい「問い」を決める
その後、全員で話してみたい「問い」出しの時間に。
参加の皆さまからは、以下のような様々な問いが出されました。
*「あなたが一番学べるのはどんなとき?」
*「教育で子どもたちに何を一番伝えたいか?」
*「そもそも学校って何のためにあるの?」
*「未来の学校のために、学校関係者でない人たちが出来ることは何だろう?」
*「個々の多様性に対応し、生かしていくには?」
*「やりたい、を子どもたちから引き出すにはどうしたらよいか?」
*「大人も子どもも自由に生きるには?」
*「どこまで我慢できるか?冒険できるか?」
今回の問いとしては、「「学び」って何?」というシンプルなものがテーマに決定。
全員での対話タイム
後半は、選ばれた「「学び」って何?」をテーマに、全員での対話タイム。
いくつかキーワードをあげると・・
・好奇心の反対語は「当たり前」と思ってしまうこと
・「当たり前」は考えることを止めてしまう
・「当たり前」という思い込みはなぜつくられる?
・言葉だけで単純化してしまうことの危うさ
・大人の当たり前を無意識に押し付けていないか
・気持ちに寄り添うことが当たり前から脱却できる糸口かも
・視点が変わる、世界の見え方が変わる機会
・なぜ高齢者は歴史が好きなのか?
・歳を重ねてから学ぶことが楽しいと思えるのはなぜ?
グラフィック・レコーディングで対話内容を振り返り
今回はスタッフによる対話内容のグラフィック・レコーディングも試験的に実施。
終盤に、記録を見ながらみなさんで対話内容を振り返ります。
自分なりの答えをカードに書いてクロージング
最後は、「未来の学校はどんなカタチになるとよいだろう」に対する現時点の答えを一人一人カードに書いて共有し、クロージングです。
本を持ち寄る実験的な形式での読書会でしたが、他の方の本や、対話のキーワードから各々学びが深まった手応えがありました。
他の方の立てる「問い」自体が学びになるという点もあり。
また、自分が思いもしない本に出合える喜びもすごくありましたね。
参加のみなさまにとって実り多い時間となったなら、嬉しい限りです。
不定期開催ではありますが、またこの方式での読書会も企画したいと思いますので、テーマにしたい「問い」などありましたら、お寄せ頂ければ嬉しいです。
ご参加のみなさま、本当にありがとうございました!!
(チーム・カノバ:野田直子)