会議をキャンプに変えるとどうなる?

アイデア・キャンプをやってみた!

チーム・カノバの野田直子です。気持ちいい陽気のこの頃ですね(^ ^)

年度始まりのこの時期、チーム・カノバも半年の活動を振り返りつつ、次に向けた取り組みを集中的に考えたいね、とメンバーで話しておりました。

「場づくり」を考える我々にとって、日々の会議という「場」をいかに良いものにするかというのは、すごく大事なポイント。

そんなところに、メンバーの岡崎が「アイデア・キャンプをやってみよう!」と発案。
皆、「なんだろ、それ?」でしたが、すぐに「絶対楽しそう!いいミーティングになりそう!」と開催即決。

ということで、”キャンプ的”にミーティングしながら、発想を広げる1日がかりの会を4月初旬にやってみました!

 お外でキャンプ的にミーティング!このセットだけでもワクワク

 

こんなに気持ちのいい場所があったとは!

今回は芦田川沿いの「ちゃぷちゃぷランド」というところへ。
福山は、海も山も川も、駅前から車で20-30分という近場にあるので、本当にこういう時には便利!

私は今回初めて訪れたのですが、着くなり、こんなに開放的な気持ちいい場所があるなんて~と、ビックリ&ワクワク気分が盛り上がること!
真っ黄色の菜の花や、まだ残っているピンクの桜たちも本当にきれいです。

10時半に集合し、テント、椅子、テーブル、コンロ、やかん、そして、付箋やペンや段ボールボードなどの文具類もたくさん持ち込み。

まずは、テントを張ってお湯を沸かして…という設営から!

 こんなに開放的な場所!川沿いがきれいに整備されて樹もよい感じです

 

ゴールをつくりだす時代の思考プロセスとは?

この「アイデア・キャンプ」、実は書籍が出ています。(「アイデア・キャンプ~創造する時代の働き方~」(NTT出版))

この本の内容を抜粋してみますと…

私たち時代の仕事は、
「どうやってモノをつくるか」から
「どんなものをつくるべきか、どんなことを起こすべきか」
に移り変わっている。

そういう時代の発想のためには、
主観的・身体的なことを大事にしていた思考プロセスが大事。

決められたゴールに如何に最短でたどり着くか、ではなく、どういうゴールをつくるかが問われる時代ということですね。

「主観的・身体的」な思考プロセスとは、具体的には、

主観的:経験する、解釈する、感じる、気持ちよい、気になる
身体的:耳を傾ける、足で探す、手を動かす、リラックスする

「主観的・身体的」という言葉を改めて見ると、私自身は、普段の思考プロセスがいかに対局か…、という感じです。

私が週の半分している会社の仕事は、「客観的に、論理的に」考えるので、主観が前面に出すぎると仕事が進まないですし、パソコンとにらめっこなので、身体を使うこともありません。

うーん、これでは確かに仕事は効率的に終わるけど、アイデアは出てこないかも(笑)。
新しい発想は、空間も方法もかえて、自分の感覚を捉え直すところから!なのかもしれません。

 具体的な方法も満載!遊び心にあふれた書籍です

 

お外ランチはやっぱり気持ちいい!

さて、設営にはなんだかんだと2時間ほど。

ランチも兼ねて、沸かしたお湯でカップ麺をすする我々。うーむ、やっぱり外で食べると美味しいですね!この日は4月とは言え、少し肌寒かったので、温かい食べ物がちょうどよかったです。

この中で、チェックイン(気持ちの共有)もしながら、本日のアジェンダも決めながら緩やかにキャンプ開始です。

 お外はやはり圧倒的にリラックス度合いが高まります

 

樹の枝をボード掛けにしたり、テントの中も使ったり

アジェンダのメインは、これまでの振り返りと、これからのアイデア出し。

樹の枝をボード掛けに使ったり、テントの中に入ってみたりしながら、いつもの付箋も使いながら、発想を広げます。

アイデア・キャンプの特徴である、
・リラックスして
・チームで発想して
・偶然を楽しみ
・チームサイズ文具を使って
・楽しみながらアイデアを出す

というポイントを、ちょっとずつ実践していきながらの進行です。

 枝に掛けるとなんだかボードも新鮮な雰囲気
 テントの中は落ち着いた雰囲気で、話も深まる感覚

 

この切り口か!というアイデアの閃き

終盤の5時間くらい経ったごろ(時間が本当にあっという間に経ちます!)、モヤモヤに粘り強く付き合い、この切り口があったか!というアイデアをが最後に閃いたり。テント設営などでメンバーの一体感も高まった上での話し合い、というのも効果があったように思います。

CEO(チーム・エンタメ・オフィサー)長嶺の発案のレクリエーションも織り交ぜつつ、大笑いがたくさんの会。

遊ぶように仕事するような、真剣さとリラックスが混じった雰囲気が、なんとも心地よい一日でした。

 色んなレクリエーションも挟みながら、キャンプ進行!
 リラックスしつつ真剣に議論!

 

チーム・カノバの次の取り組みもお楽しみに!

今回は一日がかりで実施しましたが、オフィスの近くのお外で、1-2時間の会議を、アイデア・キャンプでやってみるのもなかなか良さそうです。会社、地域団体、NPO等、色んな団体で応用できそうですので、気になった方はぜひ試してみてください!

私たちも今回のものを改善しながら、一つのミーティングの形を進化させていきたいなと考えております。

そして、ここで出たアイデアをもとにした、新しい取り組みについては、またホームページで順次お知らせしたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

しかし、帰った後は結構ぐったり(笑。でもだからこそ出てきたアイデアもあるように思います。個人的にも、主観的・身体的なプロセスの可能性は、今後も探究してみたいと思います!

チーム・カノバの今後の取り組みのタネがたくさん!どうぞお楽しみに

(チーム・カノバ 野田直子)

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