チーム・カノバの岡崎です。
2023年2月3日に、福山市まちづくりサポートセンター主催
「ヒトマチセミナー 第4回 楽しい会議の作り方 実践編」を開催しました!
チーム・カノバは講座の企画・実施を担当しました。
本講座は、前年のふくやま・まちづくり大学「楽しい会議のつくり方」(入門編)に続く位置付けとして開催。
今回は「実践編」ということで、基本もおさえつつも
日頃のまちづくり活動やプロジェクト運営にすぐに役立つ内容を中心にお伝えしました。
義務感はどこで起こっている?
市民活動などの活動をする際、なんとなく義務感で活動していることがありませんか?
なにかモヤモヤを抱えながらも「やらなければいけないから」やっているということはないですか?
・「自分の役割だから」やっている
・例年通りするものだからやっている
こうした「義務感」で動く人が多くなると活動自体が停滞していきがちです。
そうした義務感はどこから生まれるのでしょうか?
ケースバイケースで原因はあるかとおもいます。
ただ、多くの場合は会議の場から始まっているのではないでしょうか?
- 会議で言いたいことを言えない雰囲気
- 目的がなんだかよくわからない
- 例年通りにやるので新しいアイデアを言いにくい
- 実行したら実行しっぱなしで次回へつながっていない
こうした症状が続くと、会議自体に参加することが楽しくなくなります。
そして会議に参加するのが楽しくないと活動にもその楽しくない雰囲気が伝播していってしまいます。
そこでこの講座では「会議を楽しく」することを起点として活
動をどんどん活性化させるための実践的なアイデアをお伝えしました。
プロジェクトの3つの会議を想定
このセミナーでは、プロジェクトの立ち上げから終了までの間に生じる3つの場面を想定し、
それぞれの会議を進行するためのツボをお伝えしました。
- プロジェクト立ち上げの際の「キックオフ会議」
- 企画を練るための「アイデア会議」
- プロジェクト実行後の「ふりかえり会議」
この3つの会議を使い分けて実践できるようになると、
会議の雰囲気がよくなり
↓
会議が楽しくなり
↓
会議の意味が共有された上でアイデアがいろいろと生まれ
↓
チームワーク(関係性)がよくなり
↓
成果が生まれる
↓
さらに次の目標が生まれる
というよい循環が生まれます。
また今回は2時間という短時間であったので、キックオフ会議、アイデア会議、ふりかえり会議の
3つの会議をじっくり体感してもらうことはできません。
そこで、それぞれの会議のなかの大事なポイントである
「パーパスモデル」
「トイのつくり方」
「アイデア出しのポイント」
「ふりかえりのフレームワーク」
などをお伝えしました。
お伝えしたいことが多すぎて盛りだくさんの内容ではありましたが、笑いのたえないあっというまの2時間でした。
(チーム・カノバ 岡崎裕史)