【5月10日追記】:本イベントは、福山市のコロナウイルス緊急対処期間を鑑み、延期と致しました。延期後日程は、決まり次第、改めてお知らせします。
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※本イベントはご招待の方(とご家族・お知り合いの方)限定です。
カノバと御縁のある方に贈るイベントのご案内
5月23日(日)カノバ、家開きします!(たけのこカレーもあるよ)
1.はじめに
こんにちは。チーム・カノバの岡崎裕史です。
カノバは発足から3周年目。
これまで「トイノバ」などの対話の場づくりやファシリテーション講座、ふくやま未来共創塾の運営サポート、他の団体への場づくり支援活動。最近ではコミュニティ「ミチカケ」の立ち上げ運営などを行ってきました。
「人の可能性がひらける温かい場とは?」
という問いを探求しつついろいろ試行錯誤してきた2年半でした。
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そんなカノバがここのところ力を入れていること・・・・。
それは古民家改修です。
現在、草戸町にある築100年超!?の古民家の2F部分をお借りして実際のリアル場づくりにいそしんでおります。
(床貼り柿渋塗りワークショップなどで作業にご協力いただいた方々、その節は誠にありがとうございました)
なぜカノバが古民家改修?と思われたかもしれません。
トイノバなどの対話の場づくりがカタチのない場づくりとしたら、古民家改修はカタチのあるリアル場づくり。
カタチのない場づくり ☓ リアル場なづくり
と2つの場づくり活動を掛け合わせることで、もっと面白い場づくりの可能性が広がるのでは?と感じています。
この古民家改修も、床張りワークショップなどを通じて
関わる人たちと共に「問い」や「対話」を大事にしながらお漬物などの発酵食品を作るかのように丁寧にじわじわとつくっています。
例えば
Q.うちとけつつも対話しやすい場とは? → 無垢の床材を使った空間
Q.作業に集中できる空間とは? → 押し入れをお籠りスペースに
Q.リラックスしながら自分に向き合える場とは? → インディアンテントの設置
Q.新しい風が適度に入り、新しい出会いが生まれる場とは? → 本の森をつくろう!
Q.ワクワクするアイデアが浮かぶ場とは? → カウンターテーブルやブランコの設置
こうしてみんなで問いあい話し合いながら、改装場づくりをすすめています。
ただ、やってみて感じるのは、結構楽しい。でも改修は果てしない!ということ。
ディズニーランドは永遠に未完成といいます。この草戸の家もいつ完成するともわかりません(笑)
と言っていたらいつまでもお披露目できません。
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そこで、まだまだ未完成ではありますが、ご招待をお届けしている方(とそのご家族やお知り合いの方)に限定して、この度1日限定で「家びらき」を開催することとしました!
当日は自由に家を見学していただくだけでなく
対話やワークショップなども楽しんでいただけるように企画中です。
また、ランチには敷地内の竹林で採れた竹の子を使った
「たけのことキノコのスパイスカレー」をご提供する予定です。
どうぞお楽しみに。
2.「ONE DAY 家びらき」実施要領・お申し込み
▼日時:
2021年5月23日(日)10時~16時半頃
▼参加費:
無料
※ご招待の方(とご家族・お知り合いの方)限定です
▼お申込み方法:
お申込み不要、出入り自由です。
ただし、対話プログラムは事前予約制(先着順)となります。
以下のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/WG61zcEAwH4iZqqn9
※タケノコときのこのスパイスカレー(限定30食)も同じフォームで予約を受付中です。
▼会場:
草戸の家(※住所はご招待の方へ個別にお知らせします)
3.予定プログラム一覧(今後変更となる可能性もあります)
対話プログラム & 展示を予定してます。庭や縁側もありますので、ぜひごゆっくりお過ごしください。
各プログラムの詳細は、担当ファシリテーターからのプログラム紹介をご参照ください。
プログラムA | プログラムB | 展示(終日) | |
10:00~10:05 | 【オープニング】ごあいさつ | カノバの問い
カノバのプロジェクト紹介ボード カノバの歩みボード …etc |
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10:05~10:25 | 【おうち&裏庭ツアー(午前の部)】 古民家の中と外をくまなくお見せするツアー♪ 裏の竹林もご案内予定! |
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10:30~12:30 | 【本の森で読書会&対話】@2F 本の森コーナー 本に囲まれて、持ち寄った本のタイトルだけで対話してみます! みんなで話したら面白そうな問いになると思う本を1冊ご持参ください。それらから1冊選んでトイノバを行います。 |
【子どもの可能性を考える対話】@1F 広間 ゲスト講師:弥中 敏和さん(工業デザイナー)をお迎えし、「子どもの創造力を伸ばす環境とは?」をテーマに、「クリエイティブ」=創造力について考えます。 |
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11:30頃~13:30頃 | 【特製ランチメニューとコーヒー】 身近な食材を使って身体にやさしいごはんをつくる「mitsuco」さんにご協力いただき、敷地内の竹林で実際に掘ったタケノコを使った「タケノコときのこのスパイスカレー」をご提供予定♪コーヒーもあり。 今回用の特別レシピですので、ぜひご賞味あれ。(1食 ¥500/限定30食) ※各自、お弁当等をご持参いただき、好きな場所で食べて頂いてもOKです。 |
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13:30~13:55 | 【おうち&裏庭ツアー(午後の部)】 古民家の中と外をくまなくお見せするツアー♪ 裏の竹林もご案内予定! |
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14:00~16:00 | 【囲炉裏トイノバ】@1F 囲炉裏 1Fの囲炉裏で炭火を囲みながらトイノバを行います。 通常のトイノバではなく、それぞれの活動キーワードや偏愛キーワードからその場で問いをつくって対話します。 |
【ミチカケ beの問いワークショップ】@2F 対話エリア 草戸の家で運営しているコミュニティ「ミチカケ」の、ひとりひとりの大事にする価値観を言語化するワークショップ。今回は特別に皆さまに体験して頂けます。 |
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16:00~16:05 | 【クロージング】ごあいさつ |
4.各プログラムのご紹介(担当ファシリテーターより)
▼本の森トイノバ
10:30~12:30 2F本の森エリア / 定員6名
ファシリテーター: ゆうじん
本に囲まれて、持ち寄った本のタイトルだけで対話する!?
・森の中にいるかのように本に囲まれてすごしたい、という思いから「本の森」空間をつくりました。
当日はこのコーナーで本に囲まれてトイノバを行います。
・参加の方は「タイトルがトイのカタチ」になっている本をお持ちください。
あるいはそのままがトイでなくても「~とは?」か「~のか?」をつけるとトイのカタチになる本を持参ください。
・例えば、
「悩む力」というタイトルの場合は「悩む力とは?」というトイに変換できます。
「世界は贈与でできている」の場合は「世界は贈与でできているのか?」というトイになります。
みんなで話したら面白そうなトイになると思う本を1冊ご持参ください。
当日はそれらのトイを並べて1冊選んでトイノバを行います。
(ご持参される本は読んでいなくてもかまいません)
▼子どもの創造力を考える対話の場
10:30~12:30 1F広間 / 定員6組前後(ご夫婦可、お子さん同伴可)
ファシリテーター: うにすが
ゲスト講師:弥中 敏和さん [工業デザイナー]と共に
(GKデザイン機構・取締役 、GKデザイン総研広島・代表取締役)
2部構成です。
前半は船や列車をデザインする工業デザイナーをお招きし、
クリエイティブワークの現場(発想から完成までの道のり)を臨場感もって語って頂きます。
後半では、講師を交えて「子どもの創造力を伸ばす環境とは」をテーマに、参加者全員で対話し、気づきを得られる場にしたいと考えています。
大半のお子さんが学校や塾でお受験教育を受け、社会に出た途端に会社では「イノベーション提案」や「共創する力」が求められる、それが今の日本社会です。スティーブ・ジョブスが賞賛され日本からもGAFAMみたいな創業者をと唱えられますが、従前からの教育で可能なのでしょうか?
目標は有名大学→大企業や公務員なのでしょうか?起業家やYouTuberなのでしょうか?
これからを生きる「子ども」のために、どんな「場」を用意し、どんな「力」を育んであげるべきなのか、最近強く求められているキーワード「クリエイティブ」=創造力にスポットをあてて共に考えます。
(※このセッションは、あたらしくスタートするカノバのプログラム「d.スクール」のガイダンスセミナーです。デザイン思考やクリエイティブ思考を、子ども&大人が一緒に楽しく学べるプログラムを準備中です。詳しくはカノバHP内でご案内予定です。)
▼囲炉裏トイノバ
14:00~16:00 1F囲炉裏エリア / 定員6名
ファシリテーター: ゆうじん
古民家1Fの囲炉裏で炭火を囲みながらトイノバを行います。
通常のトイノバではなく、それぞれの活動キーワードや偏愛キーワードからその場でトイをつくって対話します。
それぞれの持ち寄るキーワードが思わぬ共通点でつながり、対話が行われる様はリアルタイムで進行する即興アートのよう。
進行する私も意外な展開に毎回驚きます。
初対面同士でもつながりが生まれやすく、今力を入れている新しいトイノバのカタチです。
それぞれの場でも活用できるとおもいます。
ぜひ体験ください。
▼ミチカケbeの問いワークショップ
14:00~16:00 2F 対話エリア / 定員 6名
ファシリテーター: なおこ
ひとりひとりが大事にしている価値観や、こんな風に生きたいという想い…。
そういった「在り方=be」を「問い」の形で言語化していくワークショップ。
自分のことは意外に自分では分からないものです。
他者からのフィードバックをもらうことで、思いもよらなかった言葉で「beの問い」が出来上がっていきます。
当日は、3名1組で各人がワクワクすることを深掘りし、「beの問い」を言語化すると共に、
お互いのストーリーを共有しながら気づきを贈り合います。
私は何度もこのワークショップを実施していますが、自分自身、そして他者を深く知る一歩となること、間違いないと感じております。
そして、言葉として意識に上がると、それに向かって人生が加速していく手応えもあります。
ぜひ体験してみてください♪
(本ワークショップは、草戸の家2Fで運営するコミュニティ「ミチカケ」でメンバーが実施しているものです。
今回、特別に体験いただけますので、この機会にぜひ。)
家びらき運営チーム
岡崎裕史、野田直子、長嶺充、宇仁菅久和、伊東ひかる、中尾圭、
坂本佳代(ツアー協力)、有光梨紗(ランチ協力)