チーム・カノバとは?
日々『場』づくりを探求しています
チーム・カノバは、広島県福山市を中心に活動している『場』づくりの任意団体です(2019年1月設立)。
私たちが考える良い『場』とは、その人をその人として受け止める温かさと共に、偶発的で幸運な出会いが起こりやすい偶有性(ぐうゆうせい)があり、そこから、人々の新しい可能性が広がっていきます。
家や職場だけでなく、こういった『場』が人生の傍らにあれば、どんなにか人生は豊かに、そして、力強いものになるでしょうか。
私たちは、日々、そんな想いで場づくりを探求しています。
私たちの目指す『場』とは?
温かさと偶有性を持つ『場』
私たちチーム・カノバの考える良い『場』には、第一に、その人のありのままの姿が受け止められ、「私はここに居てもいいのだ」と感じられる温かさがあります。
人はそういった「安心・安全」な場が確保されてこそ、次に向かう力を蓄えることができるのだと考えます。
第二に、良い『場』は、場の運営者も参加者も事前に予想もつかないような、偶発的で幸運な出会いが起こりやすい偶有性をたたえています。
カノバでは、そんな偶有性を持つ場を計画的に創ることを探求しています。
そこでは、何らかの気づきを得て、人々の考えや行動が自ずと変容していく中で、一人一人の新しい可能性が広がり、新しい何かが生まれます。
新しい何かとは、新たなつながりであったり、プロジェクトであったり、イノベーションであったりするでしょう。
そういった何かが、新しい面白い未来をつくっていくのだ と、私たちは考えています。
チーム・カノバが出来ること
上記のような考えを大事に、場づくりを行うとともに、場づくりの基本スキルであるファシリテーションの講座も実施しています。
また、良い場を創りたいと考える人々を支援しています。
- 学び、対話等の各種「場」の企画・運営
- ファシリテーションスキルの講座の企画・運営、講師の派遣
- 地域団体・地域コミュニティ・企業に向けた、場づくりの支援
詳しくは、→PROJECTs をご参照ください。
団体名の由来
可の場、力の場、果の場
私たちが目指す『場』の要素のうち、「可能性の『場』」の中の「可の場」の音をとって「チーム・カノバ」と名付けました。
合わせて、この音の中に、「力(ちから強さ)の場」「果(実が実り未来が生み出される)場」という意味も象徴的に込めています。
運営メンバー
チーム・カノバの主要メンバーを紹介します。
岡崎 裕史(おかざき ゆうじ) : チーム・カノバ 共同代表 / 問いづくり担当
福山市出身、慶応義塾大学卒。「問い」と「本」と「自由」を愛する。
東京での会社員生活を経て、自分らしく自由に生きるために福山に帰郷。やりたいことをして生きるという基本方針のもと、実験的な日々を送る。
2012年頃から「問い」について探求するうちに、ファシリテーションと出会い、場づくりについて学ぶ。その後、ファシリテーターとして会議や対話や学びの場づくりの活動を継続的に行っている。また、2016~2021年の福山まちづくり大学のファシリテーション講座を担当。
2018年に「問い」を中心とした対話の場として「トイノバ」を発案。
翌年の2019年にチーム・カノバを立ち上げ、問いと場の新たな可能性を日々探求中。
野田 直子(のだ なおこ) : チーム・カノバ 共同代表 / コミュニティファシリテーター
兵庫県加古川市出身、大阪大学人間科学部卒。システムエンジニア、内部統制支援/システム監査の仕事に東京で従事する。
他者とコミュニティを育みながら住まう暮らしに興味を持ち、会社員の仕事と並行して、2007年~2015年、NPOコレクティブハウジング社にて、シェアする暮らしのポータルサイト立上げ・全国大会開催などに精力的に関わる。
この経験を経て、家庭でも会社でもないサードプレイスや、創発が生まれる「場」の可能性に目覚める。
2017年8月、夫の実家である福山市に夫と3歳の娘とともにIターン。
福山においても理想の場をつくりたい想いは収まらず、週の半分はCode for JapanメンバーとしてITコンサルタントの仕事をしながら、半分はチーム・カノバでの場づくり業に邁進中。
私たちがチーム運営で大事にすること
問い続けること、対話すること
チーム・カノバでは、「常に問い続けること」「対話すること」を、日々のチーム運営で大事にしています。
運営の中で様々に生まれる「問い」を恐れずに、チームメンバーで共有しながら、考え続け、常に対話により解決していくことを、運営の指針にしています。
そうすることで、チーム・カノバ自体も常に変容し新しい可能性を開いていく、よい『場』であり続けたいと考えています。