開催レポート:トイノバvol.5【失敗とは何だろうか?】

こんにちは、チーム・カノバの長嶺です。

久方ぶりに開催した第5回トイノバ。

今回は、初の夜の時間におこなわれました。

 

【終了】(満席) 7.10(wed)【トイノバ】 vol.5 ~「問い」から始まるダイアログ~

 

会場場所は、前回の読書会を開催した【Work&Life BASE 風の丘

 風の丘 | 福山市のシェアサロン・レンタルスペース・レンタルコテージ・カフェ

 

19時からのスタートでしたが、
だんだんと外が暗くなってくるのと同時に、
問いを起点にした対話が深まっていきました。

 

一つの問いからお題を選ぶ

問いの選出方法ですが、それぞれに配られた4枚の問いカードの中から、
1枚だけ「これをテーマに対話をしてみたい」と感じた問いを選びます。

「数ある中からどうしてその問い選んだのか?」

これをその場にいる参加者に伝えることで、
その人がどんなことに関心を持っているのかが 自然と伝わります。

さらに、その中から今回の問いとなるお題を参加者全員で選出。

 

 それぞれが選んだ興味深いトイカード

 

その結果、今回のメンバーから選ばれた問いは、

「(私にとっての) 失敗とは何だろうか?」

になりました。

 

対話の中から生まれた大事なキーワード

選ばれた問いを元に、さっそく対話がスタート。

カノバのメンバーが場の進行をアシストしつつ、
問いを元にした対話が進んでいきます。

 

一つの失敗を重く捉えるか、良い経験だったと捉えるのか、
そもそも、失敗の定義とは? または、失敗=成長の素晴らしい材料なのではないか?

などなど、別の見方・価値観から根底から考えさせられることが沢山でてきました。
これこそ、問いから生まれるダイアローグ・トイノバの醍醐味です。

 

下記に印象的だったセンテンスの一部を紹介してみます。

 

失敗とは、部分的成功である
    失敗と思うことで、気が楽になる
失敗とは、物事のリスクやその可能性
       その失敗は誰目線?短期的?長期的?=評価軸によって変化する

 

 

 チェックイン(名前の今の気持ちを共有)のあとに問いを選び、トイノバがはじまります

 

失敗=不安定な状況なのかも
    失敗とは、「命」に近い位置にあるのでは?
私にとっての失敗とは、自分の命を使わないこと
    無期懲役の囚人よりも、死刑囚の方が実は進歩がある?
 コミュニケーションボールを使うことで、スムーズに対話を進められます

 

「また失敗した」と落ち込むこと=失敗への依存?実は求めている?
    失敗/成功とは、どう判断するか。その事実をどう捉えるか。
寝られなくなるような失敗/トラウマとどう付き合うか?

 

 後半に向かって少しづつ失敗の見方が変わっていきます

 

    リトライ&エラーの繰り返しプロセスの中には、成功も失敗も無い?
人に話してみると、自分の失敗は軽く/薄くなる
       植物は実がなって枯れていく=有機的に生きることとは? 自分にとっての幸せとは?

 

…などなど、今まで自分一人では考えつかなかった更なる気づきや、

人生において根源的な問いが深掘りされる時間となりました。

 

見方や考え方がアップデートされる

同じ場所で同じものを経験したとしても、
それを失敗と捉えるのか、良い経験だったと肯定的に捉えるのか、
そのものの受け取り方・感じ方は、千差万別。

そもそも、失敗も呼び方・名前を変えてみるだけで(例:部分的成功)
全くちがったニュアンスになります。

そんな風に捉えられる気持ちの余裕さえあれば、
人生の味わいの一つになるのだな と、個人的に感じました。

 

 その人の体験・大事な想いを聴くことで、自分の考え方・見え方がうつろいでいくことも

 

大阪人のように「失敗=いいネタができた!」と、肯定的に捉えることができたら、
失敗するたびにおいしいネタを得て 暮らしていけるかもしれません 笑。

 

トイノバは、これから2ヶ月に1回程度 定期開催していきますが、
場づくり支援・出張トイノバの形で、こちらから訪問も行っています。

【場づくり支援】とは

 

こまかな相談や話の詳細は、
お気軽にお問い合わせのほど お待ちしています。

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(チーム・カノバ 長嶺)